社会人ドクターへの道のり 6

無事に大学、会社の双方から許可を得ましたので、入学試験の準備にとりかかりました。出願に必要なのは、研究計画書、志望理由書、在職証明書などでした。研究計画書と志望理由書は、指導教員にお願いして、添削していただきました。在職証明書は、自分で作成し、上司の確認後、社印を押していただきました。また、試験は、志望理由、修士過程での研究内容、博士課程での研究計画をプレゼンテーションした後、質疑応答を受ける面接形式のものでした。試験の結果は無事に合格。過去に修士博士一貫課程に不合格していた経験もあり、ひと安心しました。大変だったのは、合格発表後です。通常、合格発表は大学のキャンパス内であり、それを確認した後、事務に手続き書類を取りに行きます。ただ、私のような地方に住む社会人は、それができないので、手続き書類を送付してもらいました。これが合格発表の2日後に届きました。そして、期限は短く、入学に必要な書類等を準備して、1週間以内に返送しなければなりませんでした。面倒だったのは、会社からの入学許可書と入学金の払込。入学許可書は、合格発表前から上司が気にかけてくださったこともあり、すぐに書いていただけました。銀行へは有休をとって払い込みへ。こういうとき、どうして土日も開いてないんだ!と思ってしまいますが、働いている方も人間なので仕方ありません。そして、これらの必要書類を封筒に詰めて、速達簡易書留で発送。ドタバタでしたが、なんとか終えました。つづく。